「高音質でレコーディングをしたい」「アナログ機材を通したような音が欲しい」
DTMを続けていくとこんな風に、現状使っているオーディオインターフェースでは満足できなってくる人もいると思います。
もしあなたがオーディオインターフェースを買い換えたいと考えている場合、SOLID STATE LOGICの「SSL2」はオススメできる機材の一つです。
なぜならSSL2はコンパクトながら有名なアナログコンソールの要素をふんだんに詰め込んでいるからです。
この記事ではSSL2の特筆すべき点をざっくりと紹介していきます。
サウンドハウス→SOLID STATE LOGIC ( ソリッドステートロジック ) / SSL2
SSLコンソールに使用されているパーツが採用
SSL2をパッとみた時、SSLの製品っぽいと感じる方が一定数いると思います。
なぜならSSL2に使われているツマミやボタンなどのパーツは、大型コンソールに使われいるものと同じ質感だからです。
SSLを知っている人であれば、使う人のモチベーションを上げさせる、シンプルながら凝ったデザイン性を持っていると言えます。
高性能マイクプリ、ヘッドホンアンプ
SSL2は2イン2アウトのオーディオインターフェースで、入出力どちらも非常に優れています。
独自開発されたマイクプリは62dBの幅広いゲインレンジで、かつノイズを最小限に抑えた原音に忠実なサウンドを得られます。
ヘッドホンアンプには大型コンソールと同様のものが使われており、同価格帯のモデルでは聞き取れなかった部分をクリアに聴くことが可能です。
音にアナログ感が増す「LEGACY 4Kボタン」搭載
インプットチャンネルにはそれぞれ4Kと書かれたボタンが搭載されており、SSL2の最大の特徴となっています。
オンにすることで、SL4000と呼ばれる世界的に有名なSSLコンソールのプリアンプをシミュレーションしたサウンドが得られます。
具体的にはサウンドが前面に来るように高周波帯域のEQがブーストされ、アナログ感がつけ足されます。
おまけ ループバック機能はあるのか
配信が盛んになった現代だからこそ、それに適した機能がオーディオインターフェースにあるかどうかを気にする人がいると思います。
SSL2には残念ながらループバック機能は搭載されていません。
機能を最小限に抑え、レコーディングに特化したからこそSSL2はコストパフォーマンスが優れているのだと思います。
まとめ
SSL2は、格安でSSLコンソールを使っているかのような気分になれるオーディオインターフェースです。
ここまでDTM初心者にも扱いやすく、価格を抑えたSSL製品は中々ありません。
高性能でありながらバスパワーで稼働し、重量も880gと持ち運びにも適しています。
通すだけで音が変わる4Kボタンが搭載されているだけで、価格以上の役割を果たしてくれること間違いありません。
サウンドハウス→SOLID STATE LOGIC ( ソリッドステートロジック ) / SSL2