オーディオインターフェースは1~3万円の時点で高クオリティの音質を再現していますが、10万円位になってくると音質に加え、楽曲制作をアシストする機能がふんだんに詰め込まれています。
中でもRMEの「Babyface Pro FS」は10万円代では人気の高い機材で、音質含め、配線環境を快適にする機能が含まれています。
少しグレードが上の「Fireface UCX」も人気製品の一つあり、この記事では
「Babyface Pro FSとFireface UCXの違いが知りたい」
「自分にあったオーディオインターフェースを探している」
という方に向けて、それぞれにどんな違いがあるのか比較していきます。
サウンドハウス→RME ( アールエムイー ) / Babyface Pro FS オーディオインターフェイス
RME ( アールエムイー ) / Fireface UCX オーディオインターフェイス
見た目
それぞれの見た目の違いはかなりあります。
Babyface Pro FSは平たく、スタイリッシュなアルミボディでインアウトのインジケーターをはっきりと確認できるような見た目になっています。
Fireface UCXはラックに挟み込むことを想定した作りになっているため、ボディはアルミで覆われておらず、直方体になっています。
どちらも手元に置いておいてゲイン操作することに適しています。自分のデスク周りに合わせた形状を基準に選んでも良いかも知れません。
インアウト数
本体のみだと、Babyface Pro FSは4イン4アウト、Fireface UCXは8イン、8アウトとなりますが、ADAT接続でRMEのOctaMic IIのようなマイクプリを接続すると、インアウト数も変化します。
Babyface Pro FSは12イン12アウト、Fireface UCXは18イン、18アウトとなり、ドラムレコーディング時などに役立ちます。
インアウト数が増えればできることの幅も広がりますが、自分の音楽活動に合わせて選んだ方が良いでしょう。
サウンドハウス→RME ( アールエムイー ) / OctaMic II マイクプリアンプ
TotalMix使用時の違い
RMEのオーディオインターフェースにはTotalMixと呼ばれるインアウトを細かく設定できるソフトを使用することができ、その仕様も機材によって変化します。
TotalMix内で使えるエフェクトが内蔵されており、EQ、リバーブなどが使えるのですが、Fireface UCXはBabyface Pro FSで使えるエフェクトに加え、コンプレッサーが使用できます。
まとめ
Babyface Pro FSとFireface UCXは見た目の大きな違いに加え、機能面でも大きく変わっていることがわかります。
Fireface UCXの価格が高いと感じ、インプット数や機能が多すぎると感じた方にBabyface Pro FSがお勧めできます。
Fireface UCXは比較的プロの多くの方が気に入って使っている機材で、ラックに挟み込むこともできるため、プライベートスタジオを作り込みたい方にオススメです。
サウンドハウス→RME ( アールエムイー ) / Babyface Pro FS オーディオインターフェイス
RME ( アールエムイー ) / Fireface UCX オーディオインターフェイス