「プロの現場で使われるようなマイクってどんなのがあるんだろ?」
そう思ったことはありませんか?
今回は多くのスタジオでドラムレコーディングに使われる、おすすめの「王道のマイク」を各パートごとに紹介していきます。
何を使えばいいか分からないという方はこれらのマイクを買えば間違いないです。
バスドラ
audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATM25
レコーディングでも、ライブのPAでも使われる定番マイク。
超単一指向性のため、バスドラの内側に入れてアタックを録ることにも最適。
このマイクの特性上ベースアンプ用とも相性がいいです。あと見た目がかっこいい。
ボーカルマイクとして使われるなんて話はあまり聞きませんが、米津玄師のMVにそれらしきマイクがボーカル用として使われていました。
もしATM25ではなく別のマイクであれば是非知りたいので僕のツイッターに直接連絡くれると嬉しいです。
サウンドハウス⇨audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATM25
AKG ( アーカーゲー ) / D112MKII ダイナミックマイク
通称「タマゴ」という名前で多くの人に親しまれるほど有名なマイク
見た目の通り、大きいダイヤフラムで他のマイクだと歪んでしまうような高い音圧にも耐えることができ、キックの明瞭なサウンドを手に入れられます。
サウンドハウス⇨AKG ( アーカーゲー ) / D112MKII ダイナミックマイク
スネア
SHURE ( シュアー ) / SM57
ど定番マイク「SM58」でおなじみのSHUREが開発したマイク。
トップとボトムで一本ずつ使ってマイキングする方が多いです。
スネアのアタック音と、ボトムのシャリシャリ感を録るのに適した周波数特性で様々な楽器に使われており、ギターアンプにもかなりの確率で使われています。
傑作と言われるこのマイクは手軽に手に入れられる金額なのも魅力の一つ。
サウンドハウス⇨SHURE ( シュアー ) / SM57 定番楽器用マイク
ハイハット
AKG ( アーカーゲー ) / C451B
高域を録ることに適したコンデンサーマイク。
棒状の見た目と小さなダイヤフラムできめ細かい音を集音可能。
金物全般で多くの方に使われており、それだけでなくアコースティックギターとも相性が良いです。
サウンドハウス⇨AKG ( アーカーゲー ) / C451B コンデンサーマイク
タム
SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / MD421MK2
このマイクはレコーディングスタジオに必ずといっていいほどあります。
ハイタム、ロータム、フロアタム全てのタムで使われます。
ドラムだけでなく幅広い用途が可能で、その中低域に厚みがある録り音はギターやボーカルに使われたりもします。
例えばアニメ、ワンピースの頂上戦争編の主題歌になったバンドのMVにボーカルマイクとして使われています
サウンドハウス⇨SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / MD421MK2
The ROOTLESS / One day
シンバル(TOP)
AKG ( アーカーゲー ) / C414 XLII コンデンサーマイク
サウンドハウスの説明文にあるように9段階の指向性切替と4段階のPAD、ローカットフィルターを装備した幅広いセッティングが可能なマイク。
中高域の音を繊細に録れる特性はTOPのマイクに最適で、汎用性の高さで様々な楽器で使われます。
サウンドハウス⇨AKG ( アーカーゲー ) / C414 XLII コンデンサーマイク
余談ですがハイハットで紹介したC451Bも同じようにTOPでも使われます。
まとめ
本当にどこでも見かけるような定番中の定番マイクを紹介していきましたがいかがでしたか。
冒頭に話した通り、「ドラムレコーディングのマイクは何を使えばいいか分からない」という方に向けたお話でした。
この記事が購入するきっかけになれば幸いです。