突然ですが、DTMをされている方に人気の高いモニタースピーカーといえば、MackieのCRシリーズが挙げられるのではないでしょうか。
特にCR3はコストパフォーマンスの良いサウンドクオリティと、モニターをなぞるような緑のラインが特徴的で、特に初心者や、デスクが小さめの方に人気で僕も実際に愛用しています。
そんなCRシリーズの人気を脅かすかのようにMackieからCR-Xというシリーズが新たに加わり、どうやらサウンドや見た目がアップデートされたようです。
この記事では「CR3とCR3-Xの違いが知りたい」「CR3-Xを買おうか迷っている」方に向けて、CR-Xシリーズの中でも格安で手に入れられるMackie CR3-XをRCシリーズと比較しつつ紹介していこうと思います。
今後の機材選びの参考になれば幸いです。
サウンドハウス→MACKIE ( マッキー ) / CR3-X
CR-Xシリーズのコストパフォーマンス最強スピーカー
CR3-XはCR-Xシリーズの中でもコストパフォーマンスに非常に優れており、通常のモニタースピーカーが2万円以上するのに対し、CR3-Xはペアで約半分の価格で手に入れられます。
そしてCR-Xシリーズは音楽制作、コンテンツクリエーター、ゲーミングPCなど、マルチなジャンルで活躍できることをコンセプトにしており、DTMをしていない方でも音を楽しめます。
サウンドやサイズ感などは大人気のCRシリーズに寄せており、デザインが音楽をされていない方にも手に取ってもらえるようにかなり変わっています。
CR3-Xを通じて多くの人にCRシリーズのサウンドの良さが伝わってほしいという思いが伺えます。
CR3-Xは見た目が大幅アップデート
CR3-Xは先述した通り、見た目、特に前面が大幅にアップデートされています。
CR3ではツイーターとウーハーをなぞるように描かれていた緑のラインが、CR3-Xでは四角く囲うように描かれ、雰囲気がガラリと変わっています。
また、CR3の表面は丸みを帯びていましたが、CR3-Xは別素材のメタリックな質感のフロントパネルが使われ平坦になり、スタイリッシュさが増しました。
その他の細かな変更点としては、AUXの端子が背面に移動し、電源をオンにすると左下のロゴマークの縁が青白く発行する仕様になっています。
サウンドのクオリティアップ
CR3-XはCR3と比べ、サウンドのクオリティが若干上がってます。
CR3-XはCR3のサウンドを意識しているため、CR3と同様に3インチのウーファーと0.75インチのツィーターが使われており、パワーアンプも同じ50wステレオパワーアンプが使われています。
同じパーツを使用してサウンドを似せながら高域のクオリティがアップしており、従来のCRシリーズの低域が少し持ち上がっていたサウンドに加え、新たに高域がきらびやかになったことで音の明瞭度が増しています。
よりモニター用としてオススメできるスピーカーになったといえます。
まとめ
2014年に発売されたCRシリーズが6年の歳月を経て、2020年にCR-Xシリーズとしてサウンド、デザイン面でアップデートを果たしていました。
CR3-Xは性能が良い上、CR3と同様にコストパフォーマンスが優れているので、MIXをしたい方、音楽を楽しみたい方、それ以外の方にもオススメできるモニタースピーカーです。
例えば、ゲームをされている方であれば、CRシリーズのような緑色のラインと、プロゲーマーが愛用するRazerというメーカーの、緑色のボディと合わせれば統一感が出ます。
サウンドハウス→MACKIE ( マッキー ) / CR3-X