DTMを始めたばかりで機材を揃えていると、様々なメーカーから個性豊かな機材が年々増え、どれを選んだら良いか分からなくなるときがあると思います。僕も最初の頃はそうでした。
モニタースピーカーも同じで、ものによってサウンドが違い、機材選びに失敗すると、出来上がった曲をスピーカーで確認をした後、ヘッドホンで聴いてみるとイメージとかけ離れていたりします。
ですが、YAMAHAから出ている「HS5」というモニタースピーカーを買えば問題ないです。
なぜなら、価格を抑えたまま原音に忠実で高音質なサウンド特性と、多くの有名アーティストがHS5を使っているという信頼性があるからです。
この記事では「モニタースピーカー選びに悩んでいる」といった方に向けて、HS5の特徴を紹介していきます。
サウンドハウス→YAMAHA ( ヤマハ ) / HS5 定番スタジオモニター ペア
モニタースピーカーの定番モデル
HS5はモニタースピーカーの定番モデルといって良いほど多くの方に親しまれ、流行り廃りが激しい中で長年愛されてきました。
有名アーティストも使用されており、例えばflumpoolでギターを担当する阪井一生さんは自身のプライベートスタジオのSH5を導入していました。
余談になりますが、HSシリーズはワンランク上のモデルとしてHS7、HS8があり、
一昔前の音楽雑誌でHIKAKINさんとSEIKINさんの多くの楽曲を編曲、サウンドプロデュースをしているTeddy LoidさんはHS7を、SPYAIRのギターを務めるUZさんはその上のグレードのHS8を使っていたと紹介されていました。
サウンドハウス→YAMAHA ( ヤマハ ) / HS8
コストパフォーマンスに優れた性能
HS5は手頃な価格でありながら高性能なため、初心者にもオススメです。
前面の下部に5インチのウーファー、上部に1インチドームツイーターを採用した2ウェイバスレフタイプで再生周波数帯域は54Hz〜30kHzとワイドな帯域を高い再現度で聴くことができます。
スピーカーは中低域を持ち上げたモデルが多くありますが、HS5は変に味付けされていなフラットなサウンドで、オールジャンルで使用できます。
サウンドレコーディングの特集でもオススメ機材として紹介されていました。
どんな人にオススメか
HS5は万能なモデルであり、様々な音楽ジャンルで多くの有名アーティストが使っていますが、特にどんな人にオススメできるかというと。
「モニターヘッドホンのみで普段からMIX、マスタリングをしている」
「デスク周りが狭く、大口径のスピーカーを使っても良い音を感じられない」
「高級スピーカーを持っているが、聴き比べ用に欲しい」
そんな方にオススメできます。
まとめ
HS5はスピーカーは音の細かな粗さえも見つけ出してしまうので、楽器をされている方、ボーカリストの方も自分の声を録音した音を聴いた時に新たな気づきを得られます。
また、音の定位をしっかりと聞き分けられるのでMIXをされている方には最適です。
皆さんもHS5を自分の作曲環境の音の基準にしてみてはいかがでしょうか。
サウンドハウス→YAMAHA ( ヤマハ ) / HS5 定番スタジオモニター ペア
より安価な価格でオススメのモニタースピーカー、「CR3」も記事にしているのでよければ見てください。