【比較】IE40とIE500PROの違いは何なのか

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DTMを始めたてで、「IE40 PRO」というイヤホンをモニター用として使っている方は意外と多いのでは無いでしょうか。

IE40 PROはサウンドハウスの中でも1、2を争う人気のイヤホンですが、このシリーズには上位に当たる「IE500 PRO」というイヤホンがあり、性能が格段に良くなっています。

この記事では「IE40 PROとIE500 PROの違いが知りたい」「自分にあったイヤホンを購入したい」という方に向けて、様々な観点からざっくりと比較していきます。

今後の機材選びの参考になれば幸いです。

サウンドハウス→SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / IE 40 PRO クリア プロ用インイヤーモニター

        SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / IE500PRO CLEAR カナル型イヤホン

サウンドハウス

周波数特性

IE40 PROとIE500 PROそれぞれの周波数特性は以下のようになります。

IE40 PRO:20~18,000Hz

IE500 PRO:6~20,000 Hz

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / IE500PRO CLEAR カナル型イヤホン

IE40PROでも十分活躍できますが、IE500 PROの方が低域から高域までの幅が広く、細かな音を聞き逃しません。

感度

音量に関わる感度は以下の通りです。

IE40 PRO:115dB

IE500 PRO:126 dB 

さらにIE500 PROはIE40 PROとは別のドライバーユニットが搭載されており、大音量の状態でも自然なサウンドを届けられる構造をしています。

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / IE500PRO CLEAR カナル型イヤホン

少しでも音量を大きくして作業したい方にIE500 PROはオススメできると言えます。

ケーブル

ケーブル部分にも違いはあります。

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / IE500PRO CLEAR カナル型イヤホン

IE40 PROはシンプルな見た目をしていますが、IE500 PROはケーブル同士がねじれているツイスト・ペアケーブルが採用されています。

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / IE500PRO CLEAR カナル型イヤホン

これによってノイズを最小限に抑え、よりクリアなサウンドを聴くことができます。

不要な周波数成分を表す「歪み率」もIE40 PROは0.1%、IE500 PROは0.08%であることから、数値的な面でもノイズが軽減されていることがわかります。

まとめ

IE500 PROはIE40 PROの上位モデルだけあって周波数特性からノイズ処理まで、よりこだわった構造になっていました。

どちらも低域に重心があるサウンドをしているため、モニター用だけでなく、DJプレイやリスニングにも向いています。

財布に余裕がある方はIE500 PROを選んでおけば間違いないでしょう。

IE40 PROは入門用として、プロクオリティのサウンドを初めて手にする方にオススメできます。

サウンドハウス→SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / IE 40 PRO クリア プロ用インイヤーモニター

        SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / IE500PRO CLEAR カナル型イヤホン

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