DTMでオリジナル曲を作っている時、数多くの悩みを抱えてきました。
「あれ、なんか迫力が足りないなぁ」
「もうちょっと楽曲に広がりが欲しい」
こんな問題はたった一つのプラグインが解決してくれました。
その名もiZotope Ozone 7である(現在販売されているものはOzone 9)。
紹介が遅すぎる気がするけど今回はこのプラグインについて簡単に説明していこうと思います。
簡単に言うとイコライザーやコンプレッサー、その他色々なものが一つになったマルチプラグイン。
正直めちゃめちゃお世話になりました。これからもお世話になる予定です。
何がすごいかって適当に触ってても意外となんとかなること、下手に複数プラグイン挟むよりこれ一つでマスタリングする方が断然いい。
基本的な画面はこんな感じ
下にプラグインを挟む枠が6つあり、順番も好きなように組み合わせて自分好みにカスタマイズできます。
その中でも一番役に立つのがこのImagerってやつ。
音が一点に集中してる状態でもこれを挟むだけでかなり広がりのあるMIXの出来上がり、帯域を指定して広げることも可能です。
マヨラーが食材全てにマヨネーズかけたらうまいっていうのと同じように、これ一つで大抵の曲は聞こえがよくなる。
また、優秀なことに帯域を指定して音を一点に集めることもできるため、ベース音やボーカルの帯域は真ん中に寄せるとまとまりのある曲に仕上がります、
画面右側に注目してほしい
左右と中心の音量差を視覚的に見れるため、ビフォーアフターの違いが一目瞭然ですね。
続いてDynamics(コンプレッサー)
帯域を指定できるのはImagerだけじゃないんです。
コンプレッサーも同じ、まだ使いこなせてないけど強調したい帯域を、他の部分を押さえることで、強調する帯域の音色を変えることなく前に出すこともできそうです。
OZONE7内部のプラグイン一覧はこんな感じ
倍音を増やすExiterや、かかり具合が自然かつ簡単な操作で音圧を稼げるMaximizerもあり、マスタリングする時はこれだけあればいいんじゃ、って思うくらい使い勝手のいいプラグインです。
今はアップグレードを繰り返しOzone9になっています。
サウンドハウス→iZotope ( アイゾトープ ) / Ozone 9 Standard
いかがでしたか。
使いこなせなくても少しの操作で音の広がりと音圧をあげることができるOZONE7、裏を返せばこれだけで一つの音源をどこまでもレベルアップすることができ、そこが見えないくらいに奥が深いです。
MIX、マスタリングをする人はOZONEシリーズを持っていても損は無いと思います。
それじゃまた。
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