DTMをやり始めてしばらく経った方の多くは「機材を少し良いものにしたい」と感じてしまいがちだと思います。僕もおんなじです。
ですが、機材にこだわろうと思えば永遠に突き詰めることができ、特にオーディオインターフェースは底が知れません。
もし、そんな風に考えているあなたが1~3万円のオーディオインターフェースを使っていて、少し背伸びをしたいと考えていればRMEの「Babyface Pro FS」がおすすめです。
この記事ではなぜBabyface Pro FSが良いのか、魅力を紹介していこうと思います。
今後の機材選びの参考になれば幸いです。
サウンドハウス→RME ( アールエムイー ) / Babyface Pro FS オーディオインターフェイス
シンプルかつ高級感あるボディ
Babyface Pro FSは場所を取らない平たいボディで、アルミのサラサラした質感になっています。
正面上部のインジケーターはインアウトの音量を可視化できるため、音割れする心配がありません。下部にはインアウトを操作するボタンがあり、比較的シンプルな見た目になっています。
側面にはマイクx2とラインx2の合計4つのインプットとTRSとミニのヘッドフォンアウトに加え2chのモノラルアウトプットが備わっています。
そのほかにMIDI端子と、ADATインアウトの端子があります。
最大12chのインアウト
Babyface Pro FS本体のインプットは4chのみですが、ADATによる接続でインアウト数を追加することが可能になっています。
RMEのOctaMic IIのようなマイクプリを接続すれば最大で12chのインアウトをつかうことができ、ドラムレコーディング時などに役立ちます。
サウンドハウス→RME ( アールエムイー ) / OctaMic II マイクプリアンプ
便利な専用ソフト、「TotalMix」
Babyface Pro FSだけでなく、RME製品のオーディオインターフェースは「TotalMix」というソフトを共通して使用します。
基本的に入出力先を設定するソフトで、入力音をダイレクトアウトする設定から、ヘッドホンで聴く音を個別に選択できるなどとても便利です。
また、TotalMix内で3バンドEQ、ロー・カット、リバーブ、エコーのエフェクトを使うことができるなど、かなり柔軟な設定ができます。
まとめ
Babyface Pro FSは小さなボディに高性能な要素が詰め込まれており、初心者脱却を目指す方、プロを目指す方が使うべき機材だと思います。
TotalMixは最初は難しく感じると思いますが、使いこなせば簡単歌録りから複数チャンネル使うドラムレコーディングまで幅広く使えます。
内蔵プリの音質もクリアで、録り音を変に味付けしないので是非試してみてはいかがでしょうか。
サウンドハウス→RME ( アールエムイー ) / Babyface Pro FS オーディオインターフェイス