録音、配信したいとなったとき、高音質のマイクが欲しくなってきますが、インターフェースなどを追加で購入したり、パソコンに接続するときに設定が必要になったりと何かと面倒なことが絡んできます。
ですが、AKGが開発したコンデンサーマイク、「Lyra-Y3」はインターフェースが不要のUSBマイクで、面倒な設定がいらず、簡単に高音質の録音環境を手に入れることができます。また、パソコン以外のデバイスも接続できたりします。
この記事では「Lyra-Y3を買うメリットが知りたい」「iPhoneやAndroidにも接続できるマイクが欲しい」という方に向けてLyra-Y3の魅力を紹介していきます。
サウンドハウス→AKG ( アーカーゲー ) / LYRA USBマイク
オーディオインターフェース機能付きコンデンサーマイク
Lyra-Y3はオーディオインターフェース機能付きのコンデンサーマイクです。マイクケーブルで接続するのではなく、USB-C端子でパソコンに直接接続することができます。
ドライバーインストールが不要で、接続した瞬間にすぐ使えます。
本体の下にUSB-C端子、ヘッドホン用端子があり、下の画像のような接続ができます。LYRAに接続して音を聴くと、マイクから入力された音を遅延させずに聞くことができます。
多くのコンデンサーマイクはオーディオインターフェースから48Vのファンタム電源の供給が必要になりますが、PCから直接電源供給するので追加で機材を買う必要がないです。
また、マイク本体が安定して独立するので、マイクスタンドが不要で場所をとりません。パーツを外してマイクスタンドに取り付けることも可能なので立って歌いたい方にもオススメです。
クリアなサウンドで用途に合わせた4つの集音モード
Lyra-Y3はフラットでクリアサウンドが特徴で、4-Capsule Adaptive Array機能と呼ばれる4つの録音モードが搭載されています。
本体の正面部分にはミュート用と録音環境に合わせた切り替えスイッチがあり、FRONT、FRONT&BACK、TIGHT STEREO、WIDE STEREOの中から選択したモードのライトが青く光ります。
内部の4つの集音部分がモードによって様々な働きを見せます。
それぞれのモードの特徴は以下のようになります。
FRONT 正面からくる音を集音。ボーカルや一人での配信用のモード。かなり近づいて録音するときはポップガードがあると良い。
FRONT&BACK マイク全体の音を集音。対談やデュエット向き。
TIGHT STEREO 正面からの音をステレオで集音。動きのある動作を含む録音や、楽器の録音用。
WIDE STEREO 前面と背面どちらもワイドなステレオで集音。ライブレコーディングに最適。
iOS&Androidに対応
Lyra-Y3はwindowsやMAC以外にも、iOS&Androidに対応しています。
パソコンと同じでドライバーインストールがなく接続してすぐに使用可能となり、サイズがコンパクトなのでデバイスとマイクを持って外出先でも高音質な録音、配信ができます。
Lightning端子に接続する際にはLightning – USB 3カメラアダプタを使って使用します。
どんな人におすすめか
Lyra-Y3の紹介してきた点を踏まえて、誰におすすめできるかというと
「デスク周りのスペースが狭く、大きなスタンドが立てられない方」
「パソコンの面倒な設定や接続が苦手な方」
「気軽に音楽、配信を始めてみたい方」
「外出先にまで持ち運んで路上の弾き語りやバンド練習を録音したい」
そんな方に向いているといえます
まとめ
インターフェースが不要で面倒な設定がいらないLyra-Y3は、価格も1万円を少しこえるくらいに抑えられており、初心者の方に非常に優しいコンデンサーマイクです。
切り替え可能な4つの集音モードは録音したい楽器やスタイル、様々な環境に合わせて柔軟な対応ができるので、一般的なマイクよりも使いやすく、同じ価格帯でこれほど音質、見た目にこだわって使いやすいモデルは他にはありません。
iPhone、Androidで接続できるので、すでにパソコンで録音、配信する用のマイクを持っている方も、持ち運び用に持っておいてはいかがでしょうか。
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