DTMをされる方が増えていると同時に、音楽機材も日々進化しており、前までプロしか使っていなかったような機材の価格が抑えられ、初心者でも気軽に手を出せるようになりました。
そうして新しい性能を持った機材がどんどん現れる中、2014年に発売され、今でも多くの方に愛されているイヤホンがあります。
それがSHURE(シュアー)販売するイヤホン、「SE112」です。
今回はそんなSE112についてレビューしていきます。
この記事は「安くて性能の良いイヤホンが欲しい」
「SE112の性能について知りたい」そう思っている方必見です。
今後の機材選びの参考になれば幸いです。
サウンドハウス→SHURE ( シュアー ) / SE112-GR-A グレー
SHUREで最安のイヤホン
SHURE(シュアー)というメーカーは音楽をされている方は聞き馴染みがあるのではないでしょうか。
特にダイナミックマイクの「SM58」はシュアーから出ており、ライプハウスやイベント会場、音楽教室でよく見られるほどのマイクです。
その SHUREが出しているイヤホンも信頼性が高く、10万円以上の高級機種も存在します。
SE112はイヤホンの中で1番安いモデルとなっており、他のイヤホンは最低10,000円を越えるのに対して,SE112は5,000円程度で購入できます。
普段使いに馴染む見た目
SE112は普段使いをしやすい見た目になっています。
SHUREの他のモデルとは基本的にバンドマンや、エンジニアのために設計された見た目をしており、「シュアーがけ」と呼ばれるケーブルを耳の後ろに引っ掛けるような方法でイヤホンを装着します。
ですがSE112はシュアーがけと、一般的なイヤホンと同様の取り付け方どちらも可能なので、初心者でも扱いやすいです。
また、カラーもグレーで、変に目立たないです。
優れた遮音性
SHUREのイヤホンは遮音性に力をいれており、外部の騒音をカットするための構造がほぼ全てに使われています。
SE112も安い価格ながらその性能を持っており、高い遮音性で周囲の騒音を最大37dbカットし、環境音を気にすることなく音楽を楽しめます。
この価格帯でこの遮音性は一般のイヤホンではなかなか見ないのでコストパフォーマスが頭一つ抜けています。
SE215と比較
SE112の一つ上のグレードにSE215というイヤホンがあります。
見た目や価格が大きく違うのでここではその違いを解説します。
見た目
SE215は後ろにかけるシュアーがけで装着し、ライブ時のモニターやランニングなど、激しい動きに適した見た目です。
カラーバリエーションも豊富で、本体がクリアになっており、内部構造を見ることができるタイプは人気が高いです。
SE112は先述した通り、カラーは1つで普段使いしやすい見た目です。
装着しやすく、いい意味で目立ちません
サウンド
SE215はフラットなサウンドが特徴です。全体的に音のバランスが良く、MIXやPAのモニター用として使われることもあり、音を細部まで聴きたい方にオススメです
SE112はiPodなどのポータブルオーディオプレーヤーに適したサウンドチューニングがされており、力強い低域で迫力のあるサウンドになっています。なので純粋に音楽を楽しみたい方に適したイヤホンといえます。
価格
サウンドハウスを参考に価格を比較してみました。
SE112-GR-A ¥4,310(税抜)(¥4,741 税込)
SE215-CL-A ¥10,720(税抜)(¥11,792 税込)
だいたい倍以上の価格差になります。
サウンドハウス→SHURE ( シュアー ) / SE215-CL-A クリア
誰にオススメか
SE112が誰にオススメかというと、コストパフォーマンスが優れ、普段使いできる見た目でありながら静音性に優れている点から
「プロが使うようなイヤホンを使ってみたい」
「普段から音楽を聴きながら登校、通勤したい」
「MIX時の聴き比べ用で欲しい」
と思っている方にオススメです。
もし、友達から「安くて良いイヤホンはどれ」と漠然と言われた時はSE112を勧めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
SE112はSE215と比べて見た目やサウンドに大きな違いはありますが、その性能は10,000円かかってもおかしくないほどです。
SE112のサウンドが好みだと感じた時は、SHUREの他のイヤホンを使ってみるのも良いでしょう。
バンドマンやレコーディングエンジニアでなくても、単純にイヤホンが欲しいといった方にもおすすめのイヤホンです。
サウンドハウス→SHURE ( シュアー ) / SE112-GR-A グレー