この記事は「べリンガーのインターフェースの性能について知りたい」「楽に持ち運べるインターフェースが欲しい」方に向けた記事になります。
PCを使うときに必要不可欠になってくる機材、「オーディオインターフェース」
それはマイクやギターのラインの音をPCのDAWソフトに送り、音質良くヘッドホンで聴くためのものです。
安くて1万円周辺のものが多く、プロが使っているものは機能が多く10万するものを使っています。
1万円前後の価格帯のインターフェースが飽和している中、価格を下げるだけ下げて1万円どころか5千円くらいで変えるインターフェースがあります。
それがBEHRINGER ( ベリンガー )のUM2です。
今回は価格の安さが売りのUM2がどこまで楽曲制作の環境を支えてくれるのか、紹介していきます。
これが今後の機材選びの参考になれば幸いです。
サウンドハウス→BEHRINGER ( ベリンガー ) / UM2 USBオーディオインターフェイス
ベリンガーとは
べリンガーとは本来高価な値段で販売されている機材を、パーツや素材の余計な部分を削ぎ落とし、価格の安さを追求しているメーカーです。
オーディオインターフェース以外にも、ミキサー、コンデンサーマイク、ダイナミックマイク、モニタースピーカーなど、音楽活動を支える機材を数多く販売しています。
なので宅録環境をベリンガーだけで済ませるとかなり出費を抑えることができます。
最高のコストパフォーマンス
UM2をサウンドハウスを参考にしてみると、
税抜き¥4,750-(¥5,225 税込)でした。かなり安いです。
さらに調べていけばもっと安いインターフェースはあると思いますが、メーカー的に信頼度が低かったり、マイクケーブルをさせなかったりします。
ここまで価格を抑えたままマイクとラインの2チャンネル同時録音ができるインターフェースはUM2だけです。
サウンドハウス→BEHRINGER ( ベリンガー ) / UM2 USBオーディオインターフェイス
UM2の見た目と性能
まずはUM2の見た目を確認しつつ、性能も見ていきます。
前面から見ていきましょう。
前面にはマイクとライン両方使えるチャンネル1とライン用のチャンネル2のインプット、
あとはヘッドホンで聴く用のアウトプット。
なので必要最低限の機能を残しつつ、本当に余計なものを省いたような見た目です。
そしてインプットの音をPCを介さず直接聞けるダイレクトモニターのスイッチがあるのでレイテンシーを気にすることなく録音が可能です。
音が歪んでいるサインのクリップを赤いライトで知らせてくれるのも優しいポイント。
上部はこんな感じでインプットのゲインつまみが二つと、アウトプット用のつまみが1つあります。
なので低い位置に置いていても音量調節がしやすいです。
大抵のインターフェースは前面に取り付けられているのでこのつまみの配置はちょっと珍しいです。
背面にはRCAのLRアウトプットあり、PCに接続するためのUSB差込口、48Vファンタム電源のオンオフがあります。
UM2はどんな人にオススメか
UM2をどんな人におすすめしたいかというと、性能は必要最低限で、かつ値段がかなり抑えられているということを踏まえると、
「普段からライブとかはしているけどDAWソフトに触れたことがなく、だけど録音に少し興味がある」
「すでに1万円以上のオーディオインターフェースを持っていて、持ち運び用にコンパクトサイズで軽い機材が欲しい」
そんな方におすすめできます。
まとめ
UM2はオーディオインターフェースの中でも特に安く、DTMを始めてみたい方にとっては機材購入のハードルがかなり低いと思います。
機能も洗練されているため、初心者の方は使い方を感覚で理解することができます。
自宅でいる時間が長い方はUM2の購入をきっかけにDTMを始めてみてはいかがでしょうか。
サウンドハウス→BEHRINGER ( ベリンガー ) / UM2 USBオーディオインターフェイス