ピッチ編集ソフトで有名なMELODYNE4。
一番安く手に入るバージョンであるESSENTIALは約1万で購入でき、簡単な操作で音程を操作できます。
さらに上位版にグレードアップすると機能も増えていきます。
同じくWAVESが出しているピッチ編集ソフトで有名なTUNEというものがあります。
その簡易版であるWAVES TUNE LTも比較的安価で購入でき、愛用している人が多いように思います。
今回MERODYNE4 ESSENTIALとWAVES TUNE LT両方を
・金額
・操作性
・ピッチ編集した後の音質
3つの観点から比較しつつ紹介していこうと思います。
金額 (2019年10月30日時点)
MELODYNE 4 ESSENTIAL性能が限られているだけあってかなり手に入れやすい値段になってます
$49
単体で大体5000円くらいですね。
WAVESは高頻度でセールを行っているのでこの価格よりも安く買えたりします。
74 WAVESとかプラグインのセールは常にやってるから見逃せない
TUNE LT単体で買うよりも多くのプラグインが収録されているバンドルを買ったほうがお得です
例えば
WAVES / Vocalボーカル補正に最適なバンドルです。これを買えばTUNE LTとその上位版のTUNEどちらも手に入ります。
WAVES GOLDコンプレッサーやリバーブ、その他諸々のMIXで必要なプラグインが揃います
操作性
MELODYNE 4 ESSENTIAL立ち上げるとこんな感じ
できることはシンプルで
1、ブロックごとに分けられた波形の移動
2、ブロックを分割
この2つです
なので波形を一直線にすることはできないです
他の機能として
ブロックを選択してタイミングの一括補正
編集前
編集後
一番近いノートに一括でピッチを移動する機能
編集前
編集後
があります。
Logic Pro Xを使っている方には立ち上げ前にMelodyne (ARA)というのがあります
基本的に Melodyneに波形を取り込むためには一度音源を最終的にフルで再生しなければいけないので時間がかかります。
Melodyne (ARA)は少し再生すれば波形が全て読み込まれるのでそれが必要ないです。
WAVES TUNE LT
立ち上げて再生すると波形が読み込まれます
簡単な操作は過去の記事に書いています
46 ピッチ編集プラグインWAVES 「Tune」と「Tune-LT」、違いと欠点と使い方
波形の移動や拡大縮小の加減調整がしづらいです。
ですがMERODYNE4 ESSENTIALと違い、波形の上下左右の微調整はできませんが、波形内の揺れを若干操作できるので、ビブラートや震えの調整はしやすいです。
ピッチ編集した後の変化
MERODYNE4 ESSENTIAL
無理やりな編集をしなければ基本的に音質に変化はありません。
WAVES TUNE LT
プラグインに音を通すと若干編集を加えてくるので、自分の思っていたニュアンスを壊しかねないです。
まとめ
個人的に操作性は圧倒的にMELODYNEに軍配が上がります。ですが上位版のWAVES Tuneだと機能が豊富な上、価格も安価なので好きな方は多いと思います。
合う合わないは自分次第なので試用版を試してみるといいかもしれません。
デモ↓
↓サウンドハウスで見る
MELODYNE 4 ESSENTIAL WAVES / Vocalーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
かわいげんき
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー