ユニークなMIDIコントローラーが日々増えていく中、MIDIキーボードでの作曲ではもの足りなくなっている方も多いのでは無いでしょうか。
そういった悩みを抱えているのであれば、Artiphonの「ORBA」はオススメできるMIDIコントローラーの候補として挙げられます。
この記事では「ORBAの購入を検討している」「性能が知りたい」という方に向けて、ORBAの魅力をざっくりと紹介していきます。
これが今後の機材選びの参考になれば幸いです。
サウンドハウス→Artiphon ( アーティフォン ) / ORBA
単体でシンセとして扱える
ORBAはドラム、ベース、コード、リードの4種の楽器を演奏でき、搭載されたスピーカーによって単体で楽しめます。
各ボタンや側面のタップ、またはボタンを押しながら振ることで様々な音を出すことができ、左右に傾けることで音色を変化させることも可能です。
また、ボタンを押しながらスライドすることでモジュレーション、ピッチの変更も行えたりします。
更に、クリックに合わせて録音することができ、その上から音を重ねられるルーパー機能も兼ね備えています。
専用アプリで細かな設定
ORBAはスマホの専用アプリによって操作の幅を広げられます。
各楽器の音色を変更やキーの設定、スケールの割り振りを行うことができ、録音時のBPM調整。スライドした際のピッチベンドの振り幅なども設定可能です。
ORBA単体でも上記のほとんどは設定可能ですが、アプリを使った方がかなり簡単に行えます。
PCに接続してMIDIコントローラーとして使用可能
ORBAはBluetoothやUSBでPC、スマホに接続し、MIDIコントローラーとして使うことができます。
ORBA単体で演奏していた時のように、タップやスライド、傾きを利用してソフトシンセなどをDAW経由で操作できます。
他とは全く異なる操作感によって、今までMIDIキーボードでは作れなかった新たな楽曲が生まれるかもしれません。
まとめ
ORBAを1つ持っておくだけで楽器、ルーパー、MIDIコントローラーが得られます。
質感も良く、手に収まる形状をしているため、フィジェット玩具のように遊び感覚で触ることができ、作曲へのハードルも低くなると思います。
作曲に行き詰まった時、インスピレーションが欲しいという方に向いている機材です。
サウンドハウス→Artiphon ( アーティフォン ) / ORBA