シンセサイザーという楽器を初心者目線で考えた時、
「ごちゃごちゃしててどうやって操作するのかわからない」「上級者向けの大人の楽器」
などのイメージを抱かれることがあります。
ですが、シンセサイザーの中には3歳の子供が使うことを想定したモデルが存在します。
それがプレイタイムエンジニアリングの「Blipblox」です。
この記事では「Blipbloxがどういった機材なのか知りたい」
「子供でも簡単に扱えるシンセが欲しい」といった方に向けてBlipbloxの魅力を簡単に説明します。
今後の機材選びの参考になれば幸いです。
サウンドハウス→Playtime Engineering ( プレイタイム・エンジニアリング ) / Blipblox
3歳でも使えるシンセ
Blipbloxはアメリカやヨーロッパでの安全認証を受け、3歳以上の子でも安全に使用できるようになっています。
見た目はポップな仕様でおもちゃのようですが、つまみやレバーの一つ一つの役割は一般的なシンセサイザーで音作りする際のものと類似しています。
なので遊び感覚で音に触れることができ、かつシンセサイザーの理解を深められます。
100 種類以上のサウンドが内蔵
Blipbloxは電源を入れた瞬間にループ音源のように音が流れ続けるのですが、そういったサウンドの種類は100種類を超えています。
流れ続ける音を、自分なりにボタンやつまみでいじったり、キックやスネアを自分の好きなタイミングで入れられます。
サウンドのクオリティは非常に高く、見た目のポップさで意表を突かれる方も多いと思います。
MIDIインとラインアウト搭載
Blipbloxは本体だけで完結するだけではありません。
外部の機器に接続するための端子を使って、楽曲制作に役立たせることができます。
MIDIインを使用すれば、接続したパッドや鍵盤でドラムパターンなどをコントロールできます。
さらに、ラインアウトも搭載されているためDAW上などに音を送ることが可能です。
まとめ
3歳以上の子が使える安全性とポップな見た目を持っておきながら、内蔵されたサウンドや音作りのためのつまみなどは全くチープではない、ギャップにあふれた機材です。
難しいと考えてしまう要素を取っ払っているため演奏技術のいらない、良い意味で「おもちゃ」のようなシンセサイザーです。
シンセに苦手意識がある方が手に取れば、そんな先入観も消え去り、シンセの理解が深まること間違いありません。
サウンドハウス→Playtime Engineering ( プレイタイム・エンジニアリング ) / Blipblox